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一般の方からの刑事事件に関する投稿です。
自分は昔、ひどく手癖が悪く、どこに行ってもなにか盗めるものはないか、考えていた時期がありました。
そのときに捕まった話しをします。 その当時慢性的な金欠で、煙草を買うお金もなく、それでも吸いたいのでなんとかバレずに万引きできないかなと考え始めました。
そして、レジの横に煙草が置いてあるコンビニで、その煙草を2個いっぺんに取りお尻のポケットにある財布を取りにいくついでに、お尻のポケットに煙草を入れてくることを考えだしました。 そして当然財布にはお金が入ってないので、
「あれっ財布に金がなかった。」
などとわざとらしく言って、早足で去っていくのです。
これで完璧だと思い早速実践してみたのです。
すると見事に成功し、味をしめた自分は、それから毎日そんなことをしていました。
しかし、当然そんなことが長く続くわけがなく、お店の人につかまりました。
程なくして警察の人が到着して、色々聞かれました。
とりあえず署で話を聞くから。テレビでよく聞くセリフに身体は震えました。
逮捕されるんだなあと、この時になってやっと自分が悪いことをしていることに気がつきました。
警察署に着くと早速取り調べが始まりました。 弁償すれば帰れると思っていた自分は、母親に連絡を取って弁償することを申し出ました。
そんなことは、刑事さんには関係なかったようで、全く取り合ってもらえません。
そして始めての取り調べが終わり、留置場へ連れて行かれました。
そこは、絵に書いたような牢屋と言った感じで、既に他の被疑者がいました。
しかし、私は一人部屋に入れられて、何もすることなく、その日が終わりました。
次の日、目が覚めて、留置場だったことにひどくショックを受けました。
そうだ捕まったんだ。と朝から再認識しました。
そしてまた取り調べが始まりました。
そして48時間の勾留期限が迫っていたらしく、次の日に検察庁に連れていかれました。
たまに見る警察のバスみたいなものに乗って行ったのです。
そして、そこで勾留請求が通らなかったら出れるのですが、あまり期待していなかったです。
しかし、勾留はしないと判断されて、そのまま署に戻ってからの釈放になりました。 本当に軽はずみな行動でこんなことになり、2度と犯罪をしない気持ちでいます。
もう二度と、こんな馬鹿なことはしません。
万引きしたお店の方には本当に申し訳ないことをしたと思っています。
<弁護士のコメント>
万引きも立派な窃盗罪という犯罪です。
お店の側も、経営上、ダメージを受けるため、万引き犯には厳格に対応することが多いです。
確かに、初犯の場合は、投稿の方のように、勾留されることもなく、不起訴で終わることもあるかもしれません。しかし、前歴としては、記録が残りますし、弁償すれば済まされるなどという軽はずみな行動はくれぐれも慎みましょう。
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