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一般の方からの刑事事件に関する投稿です。
自分はそんなに罪の意識もなく、その場のノリで覚せい剤を使用して、捕まってしまった経験があります。 今はもちろんそんなことはしてないのですが、捕まった時の話をさせていただきます。
友人の家に呼ばれ楽しくお酒を飲んで馬鹿な話をして楽しんでいました。 そんなときに悪い噂ばかりの先輩から電話がかかってきて、なにしてるの?と聞かれ、友人宅でお酒を飲んでいると伝えたら、その先輩もくるとなったのです。
そして先輩が到着して、すぐに覚せい剤の話しを始めました。 全く興味がなかったのですが、そんな素振りを見せると不機嫌になるので、興味のあるフリをしていたら、持っていた覚せい剤と注射器を取り出して自らに注射しました。
始めてみるその光景にかなりどん引きでした。
そして、お前らも打ってみろと言われ、初めは断りましたが、ものすごく不機嫌になったので、友人と2人でやむを得ず打ってしまいました。
なんとも言えない感覚で、背筋の辺りがぞくっとする感覚になんだか怖くなってきました。 そして、なんだか変な感覚のまま、先輩は上機嫌になり、そのままどこかへ去っていきました。それからどれくらい経ったかわかりませんが、インターホンがなり友人がでるとそこには警察がいました。
そしてなにもわからないまま尿検査をされて、覚せい剤が出たらしく、そのまま逮捕されました。
信じられない事態に正直困惑しましたが、刑事さんの取り調べで細かく状況を説明しましたが、その日に帰ることはできませんでした。
罪名を聞いて正直とんでもないことをした感覚になりました。 覚せい剤使用罪 そこまで悪いことをした感覚がなかったので、ひたすら後悔しました。
親や友人が面会に来てくれて、事情を話したかったのですが、警察官が立ち会っていたため、話すことはできませんでした。
そんな日々が4週間ほど続きました。
友人や母親差し入れしてくれた、大量の本のおかげでそこまで退屈せずに済みました。
結果は、執行猶予付きの判決となり、刑務所に入ることはありませんでしたが、なんだかやりきれない気持ちがいっぱいあります。恐らくあの先輩が先に捕まったのだと思います。俺を巻こまないでくれと思いもしましたが、結局、覚せい剤を打ってしまったのは自分なので、深く反省しました。
<弁護士コメント>
覚せい剤を、自分一人で単独で興味を持って売人から買う、という人はあまりいません。たいていは、覚せい剤をすでに経験したことのある知人や恋人に勧められるがまま、手を出し、辞められなくなるというパターンが多いです。
投稿者は、初めて使用した際に、逮捕されたということですから、中毒にならず、かえって良かったのかもしれませんね。皮肉ですが、覚せい剤の場合、捕まった方が、その人の人生にとってラッキーということもあり得ます。それくらい危険な薬物なのです。
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