恐喝により逮捕されたが不起訴となった事例

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ご本人が、知人に強い口調で脅しをかけ、金銭をとってしまったという事案です。被害者から被害届が出されたことをきかっけに逮捕されることになりました。

 受け取ったお金は数千円であり、この種の事件としては少額なのですが、ご本人には、前科があったため、起訴されると刑務所で服役する可能性が極めて高い事件でした。そのため、被害者との示談交渉に力を入れて弁護活動をしました。

 被害者は、ご本人に対して恐怖心を抱いており、永久に刑務所に入っていて欲しいという強い処罰感情を持っておられました。強い脅しを受けたことからすると、やむを得ない面も確かにあります。

 しかし、ご本人が反省していたことや、弁護人が付いている間に責任を取らせた方が被害者のためにもなることなどをお伝えし、今後、一切接触しない約束をすることを条件に、何とか示談してもらうことができました。

 このような約束が守られるという保証があるわけではありません。しかし、約束を破るとまた逮捕され刑務所に行くことになるかも知れないという制約は、本人にとっては相当なプレッシャーになりますので、たいていは守られることが多いように思います。

 このように、被害者と示談をする際には、示談金の金額のみならず、事案に応じて、被害者の希望する条件をできるだけ叶える方向で交渉することがあります。

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弁護士宮本大祐コラム

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