路上の痴漢(強制わいせつ罪2件)で執行猶予判決となった事案

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 路上で女性を無理矢理押し倒すなどのわいせつ行為をしていた事案です。

 DNA鑑定等から、本人の犯行であることが発覚し、逮捕・勾留されました。
 犯行態様が悪質であったことから実刑判決が心配される事案でした。また、被害者が2名いるにもかかわらず示談金の予算が限られていたことから示談交渉が難航しました。しかしながら、粘り強く交渉し、被害者両名には、同じ金額の示談金を支払うということで納得して頂き、2件とも一挙に示談を成立させることができました。
 その後、家族のバックアップもあり、保釈が許可され、早期に社会復帰することができました。
 裁判では、本人が反省しているのはもちろんのこと、父親に証人として出廷して頂き、本人の監督を誓約してもらいました。
 その結果、示談に成功したことが決め手となり、執行猶予判決となりました。
 本件では、逮捕当初から、本人の両親や兄弟が、金銭面や弁護士選び、留置場への面会など、全面的にバックアップして協力体制があったことから、困難な事案であるにもかかわらず、良い結果とすることができました。

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弁護士宮本大祐コラム

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