解決事例 – 覚せい剤使用で執行猶予判決となった事例

HOME > 解決事例 – 覚せい剤使用で執行猶予判決となった事例

覚せい剤使用で執行猶予判決となった事例

覚せい剤の使用により逮捕勾留されたケースです。

依頼者様は、知人からの誘いを断り切れずに覚せい剤に手を出し、その後、継続的に、覚せい剤を使用するようになってしまいました。

ご本人は、覚せい剤には二度と手を出さないと誓っているのですが、この種の薬物犯罪は、常習性が極めて強いため、本人がどれだけ真剣に反省しても、覚せい剤の副作用から、再び手を出してしまうケースが後を絶ちません。

ご家族の方の苦労も相当なものですが、やはり身近に見守ってくれる人がいると心強いです。また、やりがいのある仕事や趣味があったり、精神的に充実していることも再犯を防ぐ要因になります。

また、明らかに常習性が認められ、ご本人の再犯防止への決意が強い場合は、ダルクなどの、自助グループをお勧めすることもあります。ダルクとは、アルコール依存症や薬物依存に悩む人たちが、グループワークなどを通じて、更生することを目指している施設です。入所すると費用がかかりますし、仕事に差し支えるという場合には、通所するだけでも、ある程度の効果はあるかもしれません。何よりも、同じような症状で悩んでいる仲間の存在が、心の支えとなるでしょう。

本件では、ご親族による監督、ダルク等の施設に通所することを誓約するなどの活動により、執行猶予付判決となりました。覚せい剤取締法違反の初犯では、多くの場合、執行猶予付の判決となりますが、できるかぎりの弁護活動をすることで、将来の再犯防止に繋がると思います。

このページのトップへ

弁護士宮本大祐コラム

対応エリア

愛知県全域

名古屋市・半田市・東海市・ 知多市・大府市・常滑市・ 一宮市・岡崎市等

地図・アクセスはこちら

愛知県全域地図

新着記事一覧過去の履歴

アイコン罪名別のご案内罪名別の詳細や弁護方針についてご案内しております。 詳細については下記をクリックしてご覧ください。

ご相談・お問合せはこちらへ 052-684-7895

このページのトップへ