以下の文章は、一般の方からの体験談、ご意見です。

一般の人にとって、一番身近な「犯罪」ということを考えると、交通犯罪ではないかと思います。特に多いのが交通事故で、どのような状況でも接触ということは起こりうることですよね。そのため多くの方が注意して車に乗らなければなりません。最近は車以外でも、自転車による事故も多くなっているので気を付けなければいけませんね。

交通犯罪でもかなりの割合を締めているのは接触・衝突による人を傷付けてしまうというものですが、それ以外にも多いのが飲酒運転です。検問で引っ掛かったのであればまだいいのですが、これで事故を起こしてしまってはどうしようもないことです。

飲酒していると判断能力が落ちるのは明らかなので、飲んだら運転をしないことを徹底して欲しいです。飲酒運転で事故を起こせばその時点で逮捕され、勾留されることになってしまうこともあるでしょう。

交通犯罪でも弁護士を利用することは多いです。刑事上の刑罰を軽くすることもそうですが、示談交渉を行うという観点で利用すると便利ですよね。特に重大な犯罪を起こした場合、刑罰以外にも金銭面での補償もしなければなりません。こうした点で明らかに不利な状況を作らないためにも、弁護士に協力を要請すると有利になるのではないでしょうか。軽いことなら保険会社にお任せでも構いませんが、大きな事故の場合は弁護士に相談した方がいいと思います。その方が安心して示談交渉を進めることができます。

運転者に大きな過失があるような事故の場合、刑事事件として扱われることはもとより、被害者に対する補償というものも考えていかなければならなくなります。1度起こした後は何年にも亘って被害者のことを考えることとなりますし、すぐに解決することでもありません。しかし被害者側にも非があるのであれば弁護士を利用して守ってもらうこともあり得るでしょう。全てが被害者側のいいなりになるのではなく、どこかで自分にとって有利な主張もしたいでしょう。

そのような手続きを進めるにあたっては、弁護士に依頼するのも良いかも知れませんね。

＜弁護士コメント＞

誰もが交通事故の被害者にも加害者にもなる可能性があります。

人を傷付けてしまうような事故の場合、民事で賠償責任を負うだけでなく、刑事上の責任を問われることもあります。他の犯罪と違って、ごく普通のサラリーマンが、突然逮捕されることもあるという、恐ろしい犯罪です。

近年、自動車運転死傷行為処罰法が施行されるなど、悪質な事件に対する処罰要請は高まっており、厳罰化の傾向があります。

いざというときには、お気軽に弁護士までご相談ください。